マトリクス(MTX_SA / MA / SCALE)
複数の項目に対して同じ評価軸で回答を集めるマトリクス設問(MTX_SA / MTX_MA / MTX_SCALE)の種類別の使い方と設定を説明します。
マトリクス設問 は、複数の項目(行)に対して 同じ評価軸(列) で一括して回答を集める設問タイプです。商品評価や満足度調査など、同じスケールで複数項目を比較したい場面で活躍します。
3 種類のマトリクス
kicue では以下の 3 種類をサポートしています。
| タイプ | 略称 | 説明 |
|---|---|---|
| マトリクス単一回答 | MTX_SA | 各行につき 1 つの列のみ選択 |
| マトリクス複数回答 | MTX_MA | 各行につき複数の列を選択可能 |
| マトリクススケール | MTX_SCALE | LIKERT のような段階評価を複数項目で一括収集 |
行と列の設定
- 行(Rows): 評価対象となる項目(例: 「価格」「品質」「デザイン」)
- 列(Columns): 評価軸(例: 「満足」「やや満足」「どちらとも言えない」「やや不満」「不満」)
設計画面では行と列を個別に編集でき、ランダマイズや必須回答の設定も項目ごとに可能です。
MTX_SA(マトリクス単一回答)
各行につき 1 つの列のみ選択 するタイプで、最もよく使われるマトリクスです。
使用例
Q. 以下の各項目について、最も当てはまるものをお選びください
非常に満足 満足 どちらでもない やや不満 非常に不満 価格 ◯ 品質 ◯ デザイン ◯ サポート ◯
使用場面
- 複数商品の 満足度評価
- 属性ごとの 重要度評価
- 要素ごとの 同意度
MTX_MA(マトリクス複数回答)
各行につき複数の列を選択可能 なタイプです。「どの属性が当てはまるか」を複数選ばせる場面に向きます。
使用例
Q. 以下の各商品について、当てはまる特徴をすべてお選びください
高品質 価格が安い デザイン性が高い サポートが手厚い 商品 A ✓ ✓ 商品 B ✓ ✓ 商品 C ✓ ✓ ✓
使用場面
- ブランドイメージ調査
- 商品の特徴比較
- 各サービスに当てはまる利用シーンの洗い出し
MTX_SCALE(マトリクススケール)
LIKERT 風の段階評価 を複数項目で一括収集するタイプです。スケール数(3 / 5 / 7 / 10 段階など)を柔軟に指定できます。
使用例
Q. 以下の項目についてどの程度同意しますか?(5 段階評価)
1 全く違う 2 3 4 5 全くその通り 使いやすい ◯ 高速である ◯ 信頼できる ◯
MTX_SA との違い
- MTX_SA は 任意のラベル を列に設定できる(「満足」「不満」など)
- MTX_SCALE は 段階評価専用 で、両端ラベル + 中間の数値列という形に最適化されている
- 従業員エンゲージメントや SD 法的な評価軸では MTX_SCALE が便利
共通の設定項目
- 行・列のテキスト(ラベル)編集
- 行のランダマイズ / 列のランダマイズ
- 必須回答(全行必須 / 一部必須)
- キャリーフォワード連携 — MTX_SA / MTX_MA / MTX_SCALE はすべて キャリーフォワード のターゲットとして利用可能
設計のベストプラクティス
- 行数は 10 行以下 を推奨(多すぎると回答疲労が起きやすい)
- 評価軸(列)は一貫性を持たせる
- 列ラベルは「満足〜不満」「良い〜悪い」のように両端に極を設定
- モバイル表示では行が縦にスタックされるため、短い行ラベル が望ましい
次の設問タイプ
- スケール(LIKERT / NPS / SLIDER / SD) — 単一項目の段階評価
- ランキング(RANK) — 項目に順位を付ける
