AIエージェント・Bot検知

ChatGPT など AI エージェントによる自動回答や、ヘッドレスブラウザ経由の Bot・重複回答を検知する仕組み。

近年、回答者が ChatGPT や Claude、Gemini などの AI エージェントに調査票を丸投げして自動回答させるケースが急増しています。kicue は AI 時代に対応した専用の検知機能を備え、Bot・重複回答とあわせて不正をブロックします。

AIエージェント検知

ChatGPT / Claude / Gemini などの LLM エージェントが回答していると思われる兆候を、専用モデルで判定します。判定に使われるシグナルの例:

  • 自由回答テキストの文体パターン: 長すぎる丁寧な文章、曖昧さが不自然に少ない構造、同義語の偏り
  • 選択肢選好の偏り: LLM が典型的に選びがちな中立・無難な選択肢の連続
  • 操作ログの不自然さ: マウス移動・キー入力のイベントが一切ないまま回答完了

検知された回答は pending 状態でフラグ付けされ、レビュー後に集計から除外できます。

Bot・重複検知

AI エージェントとは別に、純粋な自動化ツールによる回答も検知します。

  • ヘッドレスブラウザの検知: Puppeteer / Playwright などで動かされたブラウザ特有の指紋を識別
  • 自動化ツールの挙動: マウスイベントの欠如、タイミングの機械的な均一さ
  • VPN 経由の重複回答: IP アドレス、Cookie、ブラウザフィンガープリントの組み合わせで、同一人物が VPN を切り替えて繰り返し回答しているかを判定

これらは公開 URL へのアクセス段階および完了直後の両方でチェックされます。

検知された回答の扱い

  • モニタリング画面の フラグ一覧 に種別とともに表示されます
  • フラグ状態は pending / confirmed / dismissed の 3 段階
  • confirmed のものは集計から除外できます(フラグ管理と集計除外 参照)

検知精度について

  • 機械学習ベースの判定は 100% ではありません。グレーゾーンの回答は pending として残り、最終的な判断は管理者が行う設計です
  • モデルは継続的にアップデートされ、新しい AI エージェントの出現にも対応していきます
  • 誤検知(本物の回答者が flagged される)を避けるため、単一のシグナルではなく 複数シグナルの複合判定 を採用しています