ストレートライナー検知

マトリクス設問で全行に同じ選択肢を機械的に選ぶ回答者を検知し、データ品質を守る仕組み。

ストレートライナー とは、マトリクス設問で全行に対して同じ選択肢を選び続ける回答者を指します。たとえば 10 行のスケール設問で、全部「どちらとも言えない」を選ぶようなパターンです。中身をほとんど読まずに機械的に回答しているサインであり、データ品質を著しく下げます。

検知対象

ストレートライナー検知は、以下のマトリクス系設問に対して自動で適用されます。

  • MTX_SA(単一選択マトリクス)
  • MTX_SCALE(スケールマトリクス、LIKERT や NPS 系)

MTX_MA(複数選択マトリクス)は、選択パターンが複雑なため対象外です。

検知ロジック

1 つのマトリクス設問の全行について、選ばれた列が 1 種類のみ だった場合にストレートライナーフラグが立てられます。

  • 行ランダマイズの有無に関わらず同じ判定ロジックが適用されます
  • 極性反転設問(途中で肯定 / 否定を反転させる設問)と組み合わせると精度が向上します

どんな時に有効か

  • 従業員エンゲージメントサーベイなど、マトリクス設問が多い調査
  • ブランドイメージ評価で、手抜き回答が分析結果を歪めるリスクがある調査
  • 報酬付きパネル調査で、短時間完了を狙う不正回答者を排除したい場合

フラグ管理

検知結果は pending → confirmed / dismissed の 3 状態で管理されます。モニタリング画面のフラグ一覧から一件ずつ確認し、確定または却下できます。詳細は フラグ管理と集計除外 を参照してください。